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朝ちょっとだけ早く起きません? 「朝30分」を変えなさい

「朝30分」を変えなさい 高島徹治【著】

 

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朝はどのようにお過ごしだろうか。

出勤時刻に合わせ起床時刻を決めている人がほとんどだと思う。

 

そしてその時間というのは、ギリギリまで寝れるように設定しているはず。

すると、必然的にドタバタしながら出勤することとなる。

 

つまり、朝は全く余裕がない。

 

そんな生活から抜け出す方法を本書を読んでやってみたことを書いておこう。

 

●少しずつ変えていく

朝の余裕を生み出すシンプルな解決法がある。

それは「早く起きる」ことである。

 

「そんなことわかっとるわ」とおしかりを受けるかもしれない。

だが、これを実行するのは並大抵ではない。

 

そう。朝早く起きるのは大変なのだ。

そこで、徐々に早く起きるようにしてみよう。

 

ではどのくらいから始める?

1時間?  早すぎる

45分?  まだ早い

30分?  まだまだ

15分?  もう少し

 

5分早く起きるから始めよう。

5分なら何とかなる。

 

それを徹底的に習慣化し、次に10分、15分、20分・・・とステップアップしていく。

最初から極端なことをすると反動が大きい。

私は幾度となくそれでやられた。

 

長い目で見てコツコツと継続するのがポイントだと思う。

 

●夜することを朝にしてみる

帰宅後に勉強や趣味に没頭する人は多い。

私もその一人で、囲碁や読書、ブログを楽しんでいる。

 

するとついつい熱が入って、睡眠時間を削ってしまう。

そして、朝辛い・・・

 

そこで少し発想を変えてみよう。

それを朝に回してみてはいかがだろうか。

 

いつもより早く寝て、夜に費やしていた時間を朝に使うのだ。

しっかり睡眠時間を確保することで、クリアな状態で臨める。

 

そしてもう一つのメリットとして朝は「締め切り」がある。

これが適度な緊張感と集中力を生む。

 

夜だとダラダラしてしまいがちだが、朝だと「家を出るまでの30分!!」みたいな時間の制約がある。

 

これをうまく利用して質の高い時間を過ごすようにしたい。

 

●目標をしっかり持つ

「そうは言ってもなかなか起きれないんだよな・・・」

その気持ちはよくわかる。

 

私も何度も何度も挫折した。

 

本書でも様々な工夫が紹介されているが、難しいと感じることはきっとある。

そこで、私の経験からこのことを強調したい。

 

それは「目標をしっかり持つ」ことである。

 

これを実感したのは資格試験に挑戦した時と囲碁の大会に出場した時である。

学生時代と比べて時間がないので、いかに勉強時間を捻出するかがポイントとなった。

 

そこで朝を活用した。

当時のスケジュールだと・・・

 

勉強時間

出勤前:1時間

通勤(往復):1時間

休憩時間:1時間

帰宅後:1時間

合計4時間

 

ざっとこんな感じである。

これを可能にしたのはやはり「資格を取得する」とか「大会で勝つ」といった明確な目標があったからである。

 

目標をもって紙に書いて、目に付くところの置いておけば意識が高まるし、朝起きる辛さも次第に軽減されていくのでお勧めである。

 

少しでも充実した朝を過ごしていこう。 

「朝30分」を変えなさい (PHP文庫)

「朝30分」を変えなさい (PHP文庫)

  • 作者:高島 徹治
  • 発売日: 2016/03/03
  • メディア: 文庫