テンション上げていきましょう 「たった2分で、やる気を上げる本。」
たった2分で、やる気を上げる本。 千田琢哉【著】
何かに情熱を燃やして生きているだろうか。
何かに没頭して生きているだろうか。
もしかしたら、そうでない人の方が多いかもしれない。
やはり生きていればモチベーションが落ちることも多々ある。
そんなときは、本書でも読んでテンション上げていこう。
●構成
1.毎日、やる気を上げる。
2.仕事で、やる気を上げる。
3.勉強で、やる気を上げる。
4.お金で、やる気を上げる。
5.友情で、やる気を上げる。
6.恋愛で、やる気を上げる。
7.人生で、やる気を上げる。
●バカにされたら、ガッツポーズ。
やたらと人をバカにする人はいないだろうか。
きっと、周りに一人や二人はいるはずだ。
そんな人にバカにされたとき、何を思うだろうか。
ブチ切れるかもしれないし、ひどく落ち込むかもしれない。
私の場合、表には出さないようにするが、内心烈火の如く怒ってしまう。
だが、千田氏は言う。
バカにされるということは、実はとてもありがたいことなのだ。
「いや、そんな寛大になれねえわ!」
きっとそう思うに違いない。私もそうだ。
だが、せっかく本書を開いたのだから著者の意見に耳を傾けてみよう。
千田氏は続ける。
バカにされるということはあなたが燃えるチャンスを獲得できたということ。
なるほど。
怒りの感情をやる気に結び付けろということか。
たしかに、喜怒哀楽の中で「怒」はかなりのエネルギーを持っている。
それをうまく使えるようなマインドを身につけておきたい。
●カメでありたい
世の中には人の挑戦をバカにしたり、見下したり、叩いたりする人がいる。
千田氏はこれを「ウサギとカメ」で例えている。
カメはウサギにバカにされたからこそ、ウサギが腹一杯ニンジンを食べて昼寝している脇をそのまま通過して、ひたすらゴールまで歩き続けることができた。
ウサギはカメを見下すことによってゴールが見えなくなってしまった。
これは人間社会でも当てはまる。
バカにしてそれで満足してしまうのは御免だ。
私はカメでありたい。
●成功者になった時、インタビューで答える内容を決めておく。
自己啓発本とかでよく出てくる「成功者」。
これっていったいなんなんだろうね。
まあそれはいいか。
成功者像は人それぞれぞれだが、そうなったときをイメージして逆算するのが大事だとのこと。
そしてその時の名台詞を今から決めておきなさい的な感じ。
私はもう決まっている。
あとは何で成功しようか。