一匹狼になりたくて

ここは孤高のアウトプット場

良い習慣は良い人生をつくる 『30日で人生を変える「続ける」習慣』

30日で人生が変わる「続ける」習慣 古川武士【著】

 

f:id:aloof999:20201020174929j:plain

 

 

 

●習慣化とは

まず本書における習慣化とは何かを確認しておこう。

著者によれば・・・

 

自分が続けたいと思っていることを、意思や根性に頼らずに、毎日のハミガキのように楽々続く状態に導くこと

 

と定義している。

つまり「努力」という意識ではなく、日常の一コマとして行えるレベルにもっていくのが目的だ。

 

●なぜ続かないのか

新しく挑戦したいことが決まり、いざ実行するとなっても数日で飽きてしまう。

こんな経験はだれにでもあるはずだ。

 

これは人間の特性に起因する。

ホメオスタシスという言葉を聞いたことはあるだろうか。

日本語だと「恒常性」という意味である。

 

生体が変化を拒み、一定の状態を維持しようとする働きのこと。

 

つまり、人は新しい変化に抵抗し、いつも通りに戻す傾向があるのだ。

 

だから闇雲に新しいことをやろうとしても続かないのは、ある意味致し方ない部分はある。

これを頭に入れておかないと挫折を繰り返すことになる。

 

●習慣化までの目安を知っておく

習慣化したいことはあっても、盲目的に行うのでは先が見えず続かないと思う。

そこで著者が目安を設けているので確認しておこう。

 

・レベル1 行動習慣(1か月)

例:勉強、片付け、節約

 

・レベル2 身体習慣(3か月)

例:ダイエット、運動、早起き、禁煙、筋トレ

 

・レベル3 思考習慣(6か月)

例:論理的思考、発想力、ポジティブ思考

 

ざっとこんな感じである。

習慣化したいことが決まれば、これを参考にして期間を決めるといい。

 

ただ、あくまで目安なので自分のライフスタイルに合わせて行っていかなければならない。

 

●ベビーステップで始める

 例えば「いつもより1時間早く起きて、1時間勉強する」と決めたとする。

 

いきなりこれを実行しようとすれば、挫折は必至である。

先述したように、人間には変化を拒む特性があるからだ。

 

そこで重要なのが、著者の提唱する「ベビーステップ」である。

とにかく低いハードルをクリアしていく。

 

先ほどの例で言えば、いきなり1時間早く起きるのではなく、「10分早く起きて5分勉強する」といった具合に。

 

あきれるほどハードルが低いがここが大切なのだ。 

 キーワードは「無理せず、小さく始める」

 

まずはこれを念頭に置いておいておこう。

 

●私の継続目標

最後に私の継続目標について書いておきたい。

それは、何を隠そうこのブログである。

 

毎日更新はできなくても、少しは書く習慣を身につけたいのだ。

ベビーステップで進んでいく所存である。

 

「続ける」習慣

「続ける」習慣